刑事事件の証拠開示と謄写

証拠保全ではありませんが、たまに刑事事件等の証拠開示の謄写で検察に出向くことがあります。

ちょっと前は電源コンセントを貸してくれないところもあり、無電源で謄写を行うためのノウハウを予め用意していったものです。最近はその辺りは必ずしも厳格ではなくなってきているようです。

謄写については証拠保全の複写と比べ、その庁が使っている紙が一貫しているために謄写自体の難易度は低めのことが多いです。そのため、カメラマンの作業負担が紙の量と比例しないため、料金も証拠保全で同じ枚数を撮影することに比べ、安価にお見積りさせていただいております。枚数(冊数)で大きく変わるため、一律の料金表を設けておりません。お気軽にご連絡くださいませ。

過去には刑事事件で無罪であったケースが、当方で謄写した写真を証拠に民事では損害賠償を勝ち得たという話もいただけました。

納品は基本的にはPDFとjpgの2種類のデータでお渡ししています。証拠保全と違い、印刷する場合は量的にコストがかかるため、基本的にはデータのみのお渡しとなっております。ご了承くださいませ。