裁判を傍聴してきました

社会が自粛期間から開けつつある昨今ですが、先日、私が入った証拠保全の事件について、本訴が行われましたので傍聴に行ってきました。基本的には証拠保全が終わればカメラマンとしてそこまでの関係ですが、この事件については依頼人も現場に同行したり、その後も連絡をいただいたりというご縁があって、裁判の日程もお知らせいただいたわけです。

さて、肝心の初回の期日ですが、司法関係の方々はご存知かと思いますが、ほとんど大きなこともなく終了しました。基本的に裁判官が原告側に大まかな訴えの内容を確認し、不備の書類を次回期日前に提出するよう求め、また、被告にも書類提出を依頼し、次回期日を打ち合わせて終了です。特別なことといえば、原告の代理人がパワーポイントを用いて時系列に争点をわかりやすく説明していたことです。これは、傍聴人が多かったことも関係しているのでしょうか。

特殊だったことは自粛期間ゆえに、フィジカルディスタンスをとるために傍聴席が2席ずつ空いていたことです。また、前の人と重ならないよう、ずらされていました。そのため、傍聴できたのは椅子の数の1/3ほどでした。この期間の傍聴としてはなかなか貴重なものだったのかと思います。